杉戸洋:小山登美夫ギャラリー

以前にも書いたコンプレックス666小山登美夫ギャラリーにて8/5から始まった杉戸洋展を観に行ってきました。エレベーターを降りるとギャラリー入り口には壁が立ちはだかっています。いきなり、え?!という驚きから始まります。

杉戸洋:小山登美夫ギャラリー

中をのぞくと二つのスペースに分かれています。一つは壁で見えないけれど、受付カウンターの前の通路、そして、もう一つはおそらく普段はバックヤードとして使用されている場所です。今回はこの2箇所が展示空間です。

杉戸洋:小山登美夫ギャラリー
杉戸洋:小山登美夫ギャラリー
杉戸洋:小山登美夫ギャラリー

受付前の通路は青いレンガ模様の壁とそれを支える柱と陶片が。

杉戸洋:小山登美夫ギャラリー

もう一つの空間にはカーペットの壁に、やはり色サンプルのような陶片が並べられています。棚にも陶片が並べられ、陶の材料となる土などが袋に入ったものも展示されていました。

杉戸洋:小山登美夫ギャラリー
杉戸洋:小山登美夫ギャラリー

愛知県生まれの杉戸が選んだ陶は常滑焼で、今回は非常に実験的な展示をしています。展覧会タイトルの「チリと見返し」は建築用語でどちらも普通の人には認識されない場所です。しかし、チリも見返しもないと建物は成立しません。そういう意味で普段は見返し側のバックヤードをあえて展示スペースとして使用するという挑戦をしているのでしょう。作家の本当の意図はこの展覧会とセットで東京都美術館で7/25-10/9まで開催中の、印刷用語をタイトルとしている「とんぼとのりしろ」を鑑賞すると謎が解けるかな?

杉戸洋「frontispiece and endo leaf チリと見返し」

2017.8/5-9/2

11時〜19時 日月祝休

入場無料 撮影可

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