東京ジャーミーその1:1階と外観編

代々木上原駅から徒歩5分、井の頭通りにあるモスク東京ジャーミーをご存知ですか?トルコ文化センターでもあるこの施設、だれでも見学することが可能です。

東京ジャーミー
東京ジャーミー
東京ジャーミー
東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター

このモスクは2代目のモスクで、最初のモスクは1938年竣工、1984年に閉鎖、1986年解体される。50年経たずして解体を余儀なくされた理由は雨漏りで、当時モスクを施工できるところはなく、同じ宗教施設ということで宮大工に依頼。宮大工の施工ですから当然木造建築で、木造にもかかわらず瓦屋根ではなかったというところが致命的で、雨漏りをしても瓦のように葺き替えられるわけもなく、あえなく解体ということに。

東京ジャーミー 初代モスク

そして、現在のモスクは2000年竣工。躯体の施工は鹿島建設、設計はトルコ人、そしてその内装・外装はトルコから100人近い職人や建築家が派遣され、内装・外装の建材もほとんどがトルコから持ち込まれ施工された。その建材や意匠は非常に贅沢で精密で精巧、凝りに凝ったオスマン・トルコ様式。トルコの威信をかけた技術の結集と言っても過言ではありません。ホントすごい!

まずはトルコ文化センターを兼ねた1Fの内装です。もうどこをみても特注の工芸作品です。1F は床がすべて大理石、おそらくアラベスカート。

このトルコ・日本の国旗の中央は陶でできています。

東京ジャーミー・トルコ文化センター

 こちらは多目的ホール。照明がとても素敵です。おそらく手吹きガラスでしょう。温かみあるガラスのフォルムと鉄細工の組み合わせが美しく、その影も文様のようです。

東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター

1Fエントランスにある暖炉スペース。暖炉は美しい花の文様の陶と両脇は精巧に仕上げられた天井まである木の棚です。ここにおかれたソファのサイドテーブルも完全に工芸品です。組木細工のものや中には組木と螺鈿やべっ甲が緻密に組み合わされたあわせ技のものも。ひえ~高そう。

東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター

入り口の外扉もすごかった。木彫り細工、組木、螺鈿、金工がアラベスク模様やカリグラフィを織りなしています。

東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター

 普段はこのように外扉は開けてありますが、礼拝中は閉まります。

東京ジャーミー・トルコ文化センター

そして、外壁につくられた鳥の巣。言われないと鳥の巣とは思えない立派なもの。礼拝堂の入口同様、アーチ型の玄関です。イスラム教の考えは動物も植物も皆平等ということで鳥の為の家も作ったそうですが、立派すぎる?せいか現在は空き家のよう。

東京ジャーミー・トルコ文化センター
東京ジャーミー・トルコ文化センター

トイレはお清めの場所と兼用です。

とにかく、どこもかしこも工芸品のような設えです。というか東京ジャーミーが巨大な工芸あるいは美術品のようです。

ため息が出てしまう礼拝堂は次回に続く。

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