東京ジャーミーその3:番外編

東京ジャーミーその3:番外編です。1階のガラス棚に入っている陶磁器などをよくみてください。ここに描かれている花は礼拝堂にも描かれているのですが、チューリップなのです。実はチューリップは元々トルコの花でしたが、オランダがそれを持ち帰り、品種改良を重ねて、今私達がイメージするチューリップとなりました。原生種はトルコのもので、模様に描かれたような尖った形をしている花でした。現在のチューリップは人間が人工的に手を加えた加工品で、本当のチューリップではない。という話から派生して、現在イスラム教に対して抱いている攻撃的なイメージは、本来のイスラム教の姿ではなく、イスラム教を脅威に感じたヨーロッパの人々が作り上げたバイアスのかかったイスラム教の姿である。

東京ジャーミー
東京ジャーミー

このような、チューリップの話だけでなく、東京ジャーミーその1の初代モスクの話などは、毎週土日14時半から行われている日本語ガイドさんから聞いた話です。

東京ジャーミー ガイドさん

礼拝堂の外扉の細工の凄さをみせるために、扉を閉めてくれるガイドさん。

東京ジャーミー ガイドさん

ガイドを聞きたい場合は、土日の14時半に1階に集合してください。ガイドは1階からはじまります。このモスクの歴史や建築について、イスラム教について、礼拝の仕方など非常に熱く丁寧に教えてくれます。

礼拝も見学していくようにと促されたので、15時半からの礼拝を後ろで見学しました。礼拝の型の解説を聞いたおかげで不思議とすんなりその光景を受け入れることができました。礼拝は女性も1階で見学可能です。しかし、女性が礼拝をする場合は2階の女性専用スペースで。2階へ上がる階段がこちら。

東京ジャーミー

また、女性は露出の多い服は禁止です。そのような格好の場合はモスクで借りれる服を着用します。髪の毛も隠さなければならないのでスカーフ持参、またはモスクの布を借りてスカーフをかぶりましょう。

しかし、実際に礼拝している人たちをみましたが、女性はきちんとスカーフをすっぽりかぶり、体の線のでない格好をしていました。しかし男性は非常にラフな格好の人が多かったです。それから、礼拝堂は扇風機はありますが、空調はありません。訪れるならじっくり見たくなるはずなので、猛暑の日は避ける方がいいかもしれません。

更に、礼拝をしていないときは、子供が走り回ったり、寝転がって昼寝をしている人がいたり、思った以上に自由な雰囲気でした。ガイドさんが言うように実際のイスラム教徒は決して攻撃的ではなく、非常にフラットで寛容なのだと思いました。勿論、入信を勧誘するようなことも全くありません。

東アジア最大と言われるこのモスク、代々木上原駅のホームからも塔が見えます。是非、一度行かれることをおすすめします。

近くには谷尻誠の設計事務所兼食堂の「社食堂」もありますよ。

社食堂

社食堂は東京ジャーミーから井の頭通りを世田谷方面へ歩き、最初の信号を逆側へ渡ってすぐのマンションの地下です。入口は1階にあります。

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