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荘厳で圧巻の空間!東京のトルコでモスクを見学 東京ジャーミイその3<ガイド付き見学>


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代々木上原の程近く井の頭通り沿いにある東京ジャーミイディヤーナトトルコ文化センターを見学してきました。

その立派な外観以上にすごいのが礼拝堂です。誰でも自由に見学できる日本のトルコ、東アジア最大のモスクのレポートその3はガイド付き見学についてです。2022年3月再訪追記

ガイド付き見学

東京ジャーミイの見学はいつでも可能ですが、初訪問は是非ガイド付き見学に参加しましょう。

毎週土日祝14時半から日本語によるガイドがあります。

5名以上の団体での参加には事前予約が必要ですが、そうでない場合は、土日祝の時間に行けば参加できます。

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非常に流暢な日本語でガイドをしてくれます。私が参加した時のガイドさんです。

礼拝堂の外扉の細工の凄さをみせるために、わざわざ扉を閉めてくれました。▼

ガイドは1階からはじまります。このモスクの歴史や建築について、イスラム教について、礼拝の仕方など非常に熱く丁寧に教えてくれます。

礼拝も見学していくようにと促されたので、15時半からの礼拝を後ろで気配を殺して?見学しました。礼拝の型の解説を聞いたおかげで不思議とすんなりその光景を受け入れることができました。

礼拝を見学する場合は女性も1階で見学可能です。しかし、女性が礼拝をする場合は2階の女性専用スペースで。2階へ上がる階段がこちらです。▼

2階の女性専用の礼拝スペース▼

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チューリップ

1階のガラス棚に入っている陶磁器などをよくみてください。ここに描かれている花は礼拝堂にも描かれているのですが、チューリップなのです。

実はチューリップは元々トルコの花でしたが、オランダがそれを持ち帰り、品種改良を重ねて、今私達がイメージするチューリップとなりました。

原生種はトルコのもので、模様に描かれたような尖った形をしている花でした。現在のチューリップは人間が人工的に手を加えた加工品で、本当のチューリップではないという話から派生して、現在イスラム教に対して抱いている攻撃的なイメージは、本来のイスラム教の姿ではなく、イスラム教を脅威に感じたヨーロッパの人々が作り上げたバイアスのかかったイスラム教の姿とされているのだ、というのがガイドさんの解説でした。

礼拝堂では

女性は露出の多い服は禁止です。そのような格好の場合はモスクで服を借りて着用します。髪の毛も隠さなければならないのでスカーフ持参、またはモスクのヒジャーブ(スカーフ)を借りてかぶりましょう。

しかし、実際に礼拝している人たちをみましたが、女性はきちんとスカーフをすっぽりかぶり、体の線のでない格好をしていました。

しかし男性は非常にラフな格好の人が多かったです。それから、礼拝堂は扇風機はありますが、空調はありません。訪れるならじっくり見たくなるはずなので、猛暑の日は避ける方がいいかもしれません。

更に、礼拝をしていないときは、子供が走り回ったり、寝転がって昼寝をしている人がいたり、思った以上に自由な雰囲気でした。ガイドさんが言うように実際のイスラム教徒は決して攻撃的ではなく、非常にフラットで寛容なのだと思いました。勿論、入信を勧誘するようなことも全くありません。

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東アジア最大と言われるこのモスク、代々木上原駅のホームからも塔が見えます。是非、一度行かれることをおすすめします。

基本情報

東京ジャーミイ

10:00-18:00 見学自由 金曜の見学は14:30以降

ガイド付き見学は土日祝14:30から 祝日が金曜の場合はなし

東京都渋谷区大山町1−19 MAP

荘厳で圧巻の空間!建築が巨大な工芸作品 東京ジャーミイその1<1階と外観>

荘厳で圧巻の空間!東京のモスク 東京ジャーミイその2<礼拝堂>

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