イサムノグチ:慶応義塾大学三田キャンパス

慶應義塾大学の三田キャンパスイサム・ノグチの作品があるのをご存知でしょうか。イサム・ノグチと言えば、NYのIsamu noguchi garden museumや札幌のモエレ沼公園、高松のイサム・ノグチ庭園美術館などが有名です。高松のイサム・ノグチ庭園美術館は事前申し込みで予約をしなくてはならず、しかもその予約手段がハガキを郵送というなんともアナログな方法なので、未だに訪れたことがありません。ただ、必ずいつかは行く美術館リストにはもう何年も前から入っております。NYのガーデンミュージアムと札幌のモエレ沼公園については機会があればここにアップします。

まずは、慶應義塾大学三田キャンパス。こちらは正面の校門から入ったところです。

慶應義塾大学三田キャンパス

赤レンガと花崗岩のレトロなデザインが美しい図書館。1912年竣工で現在は耐震補強と老朽化に対応するための改修工事が行われています。仮囲いを写さないように写真を撮ったので上部だけの変な写真になっています。1970年に国の重要文化財に指定されています。

慶應義塾大学三田キャンパス

こちらは塾監局で1926年竣工。外観はスクラッチタイルとテラコッタを基調とした建物です。大学の事務、塾務を司るところだそうです。

慶應義塾大学三田キャンパス

こちらは南校舎です。2011年竣工の日建設計。

慶應義塾大学三田キャンパス

そして、イサム・ノグチがあるのは南館です。1Fにまず彫刻を発見しました。で、イサム・ノグチが手がけたノグチルームがこの南館のルーフテラスに移築されているということで登ってみました。

慶應義塾大学三田キャンパスイサム・ノグチ

エレベーターの中から校舎の吹き抜けを見る。この南館の設計は大成建設です。

慶應義塾大学三田キャンパス

ルーフテラスへ出る階段がガラスでした。すごい!この階段の設計は隈事務所なのか、大成建設なのか、どっちなのでしょう。と言うのもノグチルームの移築の空間デザインは隈研吾なのです。

慶應義塾大学三田キャンパス

ノグチルームというのは、慶應義塾大学の多くの建築設計を手がけた谷口吉郎氏が1950年に萬来舎を新しくするにあたり、イサム・ノグチにその内装及び家具を含むインテリアデザインをお願いしたとことから始まります。萬来舎と言うのは塾生やOBが集う場所なのでいわゆる校友会でしょうか。

慶應義塾大学三田キャンパス

で、このノグチルーム誰でも見ることはできるにはできるのですが、残念ながら中には入れません。さらに中の家具には布がかけられており、はっきり見ることはできませんでした。窓に鼻を擦り付けんばかりに顔を引っ付けて中をのぞく怪しい人になってしまいます。

しかし、イサム・ノグチの作品「無」は間近に見ることが可能です。ここはミッシェル・デヴィーニュデザインの庭園で、竣工当初はかっこよかったんでしょうけど、今はちょっとメンテナンスが完全でないようで少し残念な感じです。

慶應義塾大学三田キャンパスイサム・ノグチ「無」
慶應義塾大学三田キャンパスイサム・ノグチ「無」
慶應義塾大学三田キャンパス  庭園からノグチルームを見る
慶應義塾大学三田キャンパス 屋上庭園
慶應義塾大学三田キャンパスイ ノグチルーム
慶應義塾大学三田キャンパス ノグチルーム

2015年に慶應義塾大学アートセンターで「ノグチ・ルーム再び」と言う展覧会をしていた時の特別イベントとしてノグチルームを公開したようですので、また公開してくれることを待ちましょう。是非、窓越しではなく中に入って空間を体験したいです。

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