池田学:ミズマアートギャラリー

市ヶ谷のミズマアートギャラリーで開催されている池田学「誕生」を観に行ってきた。NHKBSで以前放送された「明日世界が終わるとしても ペン1本まだ見ぬ頂へ 〜画家池田学〜」をたまたま見て以来一度実物の作品を観なくてはいけないと思っていた。

ミズマアートギャラリー

まずは、ミズマアートギャラリーの場所から。東京メトロ市ヶ谷駅5番出口を出たらそのまままっすぐ直進すること5分で左側に見えてくる。ギャラリーのフラッグが出ているのですぐわかる。フラッグの出ているビルの2階だ。

ミズマアートギャラリー
ミズマアートギャラリー
ミズマアートギャラリー 
ミズマアートギャラリー

今回の池田学の展覧会出品作品は、前述したNHKBSの番組で制作中を密着取材されていたアメリカ・ウィスコンシン州の美術館で3年かかって制作した超細密画の大作だ。

とにかく超細密画の名の通り極細のペンで埋め尽くされた画面はすごい密度だ。

池田学 誕生
池田学 誕生
池田学 誕生
池田学 誕生
池田学 誕生

タイトルの「誕生」にあるように大震災を機に描かれたこの大作はひいてみると花を咲かせた大木であるが、そのデティールにせまってみると、細かく描かれた様々な物語が散りばめられている。それは津波に襲われた町の様子であったり、人々が懸命に生きる姿であったりするのだ。自然災害という大きな力に人間は抗えないが、それでも木々に花は咲き、人々は再生するという生命の力を感じる作品だ。

この「誕生」以外に小作品も展示されている。池田学の作品がどれだけ緻密な線の集まりなのかがこの小作品でよく理解できる。理解した上で再度「誕生」を見ると、画面にうめつくされた線が、その途方もない時間の集積が「誕生」を誕生させたのだと胸がいっぱいになる。

ミズマアートギャラリー
ミズマアートギャラリー
ミズマアートギャラリー

とにかく、一度実物をみておくべき作品である。

池田学「誕生」

ミズマアートギャラリー 東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F

726日〜9月9日(土) 日・月・祝休館 11時〜19

誕生は9月27日~10月9日まで「池田学 凝縮の宇宙」と題して日本橋高島屋に巡回予定。この展覧会は池田学の画業20年の作品を鑑賞することができる。

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