江之浦測候所その1:杉本博司

冬の小田原江の浦測候所へ

完全予約制

小田原は根府川駅から行く小田原文化財団「江之浦測候所」に行って来ました。

この施設は杉本博司が設立した小田原文化財団によって建てられたものです。

まず、どうやって見学するのかというと江之浦測候所は日時指定の完全予約制の施設です。予約なしでは見学することはできません。見学予約及びチケット購入はwebで可能です。

場所は、根府川駅から車で10分ほどの海沿いの高台にあります。根府川駅からは無料送迎バスが出ていますので、この無料送迎バスに乗って訪れるか、マイカーで駐車場を利用するのか、見学予約の時にセレクトしておくシステムになっています。

根府川駅
江之浦測候所無料送迎バス

根府川駅から 

そもそも写真でわかる通り、根府川駅の立地が絶景なのです。ここから更に高台へ山を登って行くのですから、絶景に決まっているという場所に江之浦測候所は建っています。

根府川駅
根府川駅

送迎バス

まず、根府川駅を降り、1つしかない改札を出ると小田原文化財団と名前の入った送迎バスが停まっています。運転手さんに名前を言ってリストと照合し乗車です。マイクロバスなので補助席入れて25人位でしょうか。私が行ったのは2018年最初の土曜日でしたので補助席利用なしの満席でした。

すれ違いもやっとのような細い山道を登って行く道中も左側に海が見えます。ですから行きは左側、帰りは右側に乗車した方が車内でも海景を楽しめます。

この時点で期待は最高潮です。そしてようやく到着すると測候所の案内があります。

江之浦測候所

バスが停車する駐車場からの眺めもすでに絶景なのです。これは素晴らしくないわけないよなぁとこの時点で確信しました。

江之浦測候所駐車場からの眺め

まずは待合棟へ

バスを降りて坂道を登るといよいよそれらしき建物が前方に見えて来ます。そこでは法被を着たスタッフがにこやかに見学者を迎えてくれました。

江之浦測候所

走り出したい気持ちを抑えて、まずは待合棟に向かいます。待合棟はガラス張りのシャープな建物で、入り口にドラのようなものが展示されていました。スタッフの方にお聞きしたらちゃんと鳴るホンモノのドラだそうです。

江之浦測候所待合棟

受付

待合棟で受付を済ませ、パンフと見学者である印のシールをもらいそれを見やすい場所に貼ったら見学スタートです。

江之浦測候所 待合棟
江之浦測候所冊子
江之浦測候所見学者シール

見学スタート

待合棟を出て最初に目に入るのが夏至光遥拝100メートルギャラリーです。とりあえず吸い込まれるように、ガラスの長い棒が海へ突き出したようなギャラリーへ入りました。

ここにはその名の通り杉本作品が展示されており、細長いギャラリー空間です。100メートルあるのですからそのスケールだけで前代未聞です。

江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー

江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー
江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー

中からは、ガラス越しに風景が見えます。そしてその遥か先の突端に海を感じます。ホンモノの海を見るまでの間杉本博司の海景の作品が7点展示されています。入り口から順に「カリブ海」「リグリア海」「スペリオール海」「ボーデン海」「エーゲ海」「ティレニア海」「日本海」です。

江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー
江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー
江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー
江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー

作品を右手に風景を左手に見ながら100メートル進むと扉があり、扉の向こうには小田原の海が広がっています。柵はガラスだけでできていて透明感と緊張感のあるバルコニーです。見学した日の天気は絵に描いたような晴天で本当に美しい風景が広がっていました。

江之浦測候所
江之浦測候所

100メートルギャラリーは片側がガラスで片側は石です。石壁側に写真作品の展示があり、その石壁側を外から見たのが下の写真です。100メートルの途中は避難口しかありませんので基本的に一方通行です。とりあえず入ったら前に進み、バルコニーに出て、また来た道を戻るしか出られません。もうこのスケールだけで圧倒されます。

江之浦測候所夏至光遥拝100メートルギャラリー

でも、まだまだ杉本博司のこだわりにこだわり抜いた空間がそここにあるのです。

江之浦測候所その2江之浦測候所その3へ続く

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