写真都市-ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち:21_21DESIGN SIGHT

21_21で写真展

ウィリアム・クラインと日本アジアの写真家

主に写真評論をされている美術評論家伊藤俊治氏がディレクターのこの展覧会は、20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインと日本やアジアの次世代の写真家のグループ展です。

Chapter 1.ウィリアム・クライン

まずは、ウィリアム・クラインの作品から展覧会はスタートします。
クラインは1956年に写真集『ニューヨーク』で衝撃的なデビューを果たし、その後ローマ、モスクワ、東京、パリ…と世界を疾走しながら次々と挑発的なイメージを放射し、また写真ばかりではなく映画、絵画、デザイン、ファッションといったジャンルを跨ぎながら現代視覚文化に決定的な影響を与えたスーパースターです。

ウィリアム・クライン+TAKCOM

クラインが捉えたニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリの各都市を、映像作家 TAKCOMが万華鏡のように表現した映像によるインスタレーションがあります。

これは全編見てもそんなに長い時間ではないので、ぜひ最初から最後までじっくり堪能してください。全方位が作品なので見る場所によって全然違います。

照明の演出もありますのであっちからこっちから体験してみましょう。

Chapter 2.22世紀を生きる写真家たち

こちらのコーナーは10組みの写真家のグループ展となっています。

安田佐智種「Aerial」「みち(未知の地)


多和田有希「ホワイトアウト」「I am in You」「Shadow Dance」

沈 昭良「STAGE」

西野壮平「Diorama Map」

勝又公仁彦「Panning of Days」「Unknown Fire」「Hotel Windows」「Skyline」

須藤絢乃「幻影 Gespenster」「面影 Autoscopy」

石川直樹+森永泰弘「極地都市」

水島貴大「Long hug town」

朴 ミナ「ブルーの形態」

藤原聡志「Scanning #1」

こちらのコーナーは写真という共通のメディアを使いつつも様々な表現をしている写真家の作品を一気に見ることができます。

ディレクターの伊藤氏の言葉

ー写真が誕生してまもなく2世紀が過ぎようとしていますが、この間に生み出された写真は天文学的な数に及び、特にデジタル・テクノロジーやネットワーク・メディアの革新が連鎖した20世紀末以降、その厖大(ぼうだい)なイメージは今や粒子化した圏(スフィア)となり、地上のあらゆる光景を記録するもう一つの次元をつくりだしているかのようです。ー

携帯電話にカメラ機能がついてから、人は常にカメラを持ち歩く時代になりました。

写真というメディアが身近なものになった今、もう一度写真という表現について、

写真の未来への展望について、ゆっくり考えてみるいい機会かもしれません。


写真都市-ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち

場所:21_21DESIGN SIGHT

会期:2018年2月23日〜6月10日

休館:火曜(5/1は開館)

時間:10:00−19:00(六本木アートナイト5月26日(土)〜23:30)

料金:一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料

撮影:可

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