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PHOTO MIYOTA 浅間国際フォトフェスティバル その1


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長野県の御代田町、長野県は軽井沢に近いこの地で写真専門のアートフェス「浅間国際フォトフェスティバル」通称PHOTO MIYOTAが開催されているというので早速行って来ました。

旧メルシャン軽井沢美術館

会場となるのは2011年に閉館した旧メルシャン軽井沢美術館

この美術館を御代田町土地開発公社が買収し、写真制作業大手のamana

年間1000万円で有償貸与することになりました。

元から美術館だった場所なら展覧会や展示がしやすいですね。

amana

amana/アマナと言えば雑誌「IMA」をはじめ写真専門ギャラリーIMAgallery

の運営など、写真関係の先鋭的な活動をしています。

そんなamanaがフォトフェスをやると聞いたら行かないわけには行きません。

早速行って来ました。

PHOTO MIYOTA

元美術館だった場所ですから、ちゃんと駐車場もあります。

そして、エントランスはこんな感じ。

これは期待できますね。

イメージカラーはピンク

SNS用のカードやVIのイメージカラーはピンクに統一されています。

この辺りのデザインも洗練されていてamanaらしさを感じますね。

展示

展示は屋内にとどまらず屋外にもたくさんの作品の展示がされていました。

東京の美術館にはない広い敷地を縦横無尽に使ったフォトフェスです。

フォトフェスというと写真展かぁと思うかもしれませんが、

いわゆる額装された写真が展示されているというものではありません。

写真という技術を使った美術展です。

インスタレーションあり、インタラクティブなものあり、映像ありです。

JR インサイドアウト

今年の六本木アートナイトにも来ていましたが、JRのインサイドアウトが

なんとPHOTO MIYOTAに!

これは少々並んでもポートレート撮影に参加しますよ。

ということで撮って来ました。

六本木アートナイトでは長蛇の列すぎて諦めましたが

PHOTO MIYOTAでは待ってる人は数人でした。

これだけでも来た甲斐がありましたね。

撮影はフォトトラックで1人づつの撮影です。

ポートレートは必ず1人です。赤ちゃんだろうが必ず1人です。

そして、その写真は持ち帰ったりできません。

会場に作品として展示されます。

JRの今後の展覧会でも使用される可能性があります。

ポーズは自由。撮影ボタンも自分で押します。

というわけで自分のポートレートと一緒に記念撮影をして来ました。

この記念撮影も会場のスタッフが促してiPhoneで撮ってくれました。

楽しかった!

このフォトトラックでのポートレート撮影は8/11-8/19の期間限定。

残念ながら現在は行なっていませんので要注意です。

JRのインサイドアウトの展示は会期終了まで。

裏と表

ジェシカ・イートンの作品です。

屋外の緩やかな斜面にイーゼル状にモノクロの作品が並びます。

これはこの作家の「Pictures for Women」というシリーズの作品です、

しかし!これで終わりではありません。

作品の裏側に回ると、なんと色鮮やかな作品が現れます。

こちらは「Pictures for Women」モノクロで女性を描いた具象作品とは

真逆のカラフルだけど無機質な抽象作品「Cubes for Albert and Lewitt(Cfaal)」です。

ヨゼフ・アルバースとソル・ルウィットへのオマージュです。

しかし、これが写真だなんてちょっと信じられません。

水谷由法

蔦で覆われた展示棟に巨大な平面作品が展示されています。

これは水谷由法の「HDR_nature」です。

HDRとはハイダイナミックレンジ合成というカメラに搭載された機能です。

この機能を利用してわざとカメラを動かして撮影し、

カメラがブレた複数のイメージを自動的に組み合わせ、

絵画のようなイメージを作り出しています。

マッシモ・ヴィターリ×谷尻誠

水谷作品の手前に展示されているのは

イタリア人写真家マッシモ・ヴィターリのビーチの写真に

鉄製の池を制作した建築家谷尻誠によるコラボレーション作品です。

まだまだ作品展示はあります。

PHOTO MIYOTA 浅間国際フォトフェスティバル その2へ続きます。

PHOTO MIYOTA

浅間国際フォトフェスティバル

長野県北佐久郡御代田町馬瀬口 1794-1

2018.8/11-9/30

10:00−18:00

会期中無休 入場無料

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