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島根の旅その3:稲佐の浜と手銭記念館


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出雲大社で参拝した後は、少し散歩しながら西に1kmほどにある海辺、稲佐の浜へ足を伸ばしてみました。

出雲大社のすぐ近くにある出雲蕎麦のお店蕎麦処八雲でお昼を食べてから散歩がてら歩く事12〜3分。浜辺が見えてきました。

 天気があまり良くないのですが、浜辺が広がっています。この浜は国譲り、国引きの神話で知られる浜。

浜辺の奥に大国主大神と武甕槌神が国譲りの交渉をしたという屏風岩があり、海岸の南には、国引きのとき、島を結ぶ綱になったという長浜海岸(薗の長浜)が続いています。

また、この浜は旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあります。

地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。

30年くらい前までは、島の前まで波が打ち寄せていましたが、近年急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。

神仏習合の頃には「弁財天」が祀られていましたが、明治のころから豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。

鳥居はくぐれませんが、参拝して後ろにまわってみました。▲

砂浜を少し歩いて次は美術館へ向かいます。

誰もいない静かな住宅街です。途中すれ違った小学生の女の子が二人いたのですが、二人とも「こんにちわ」と挨拶してくれました。二人とも別々にすれ違ったのですが、そういう教育が徹底されてるのでしょうね。こういう事で旅、その地域の印象ってグーーんとよくなりますよね▼

これが目的の手銭記念館の入り口です。ちょうど稲佐の浜から徒歩で10分くらいです。

静かな住宅街に突然現れる記念館です。実際に今でも手銭家の方々が住んでいらっしゃいます。▼

黒塀の立派な建物です。▼

駐車場もあります▼
門から記念館の入り口まで結構長い石畳の道を歩きます▼
直進して左側に記念館の入り口です▼
確かに蔵の美術館ですね▼
これが入り口▼
館内は撮影禁止です▼
第1展示室に受付があります。▼
手前の建物が第一展示室、大きな甕が置いてある建物は第二展示室です。第一展示室は元米蔵だったものです。▼
展示室内は撮影禁止なので外観のみです▼
こちらは第一展示室の外観▼
第二展示室は酒蔵として安政七年(1860)に建てられた後、明治36年(1903)まで小学校として利用されていた。とても広い空間です。▼
第一展示室は主に企画展示室で現在は「魅惑の漆器」を開催中です。
会期は2019年 6月 5日 [水] ~ 9月 2日 [月 ]
鬼瓦です▼
鬼瓦2▼
元は井戸だったのでしょうか▼

 

 

 

第二展示室は楽山焼や不志名焼など「出雲の工芸」を展示しています。▼

こちらは手銭家のお庭です。見学して行ってくださいと受付で案内があったので見てきました。▼

立派ですね▼

 

左に見えるのが手銭家の自宅です。▼

 

この蘇鉄はこちらに手銭家が移り住んだ当初からのものだそうです。大きいですね▼

 

 

手銭記念館の裏に不思議なもの発見▼
木が屋根にめり込んでますね▼
この建物は大土地荒神社と言う名の神社でした。▼

こんなものがありました。大土地神楽とは島根県出雲市大社町の旧大土地村と旧中村地区に伝わる民俗芸能出雲神話主題とする神楽舞で、10月の大土地荒神社例祭で披露される。▼

鳥居もありますし、これが大土地神楽が行われる大土地荒神社なのですね▼
ちゃんとしめ縄もあります▼

この大土地荒神社と手銭記念館の敷地は地続きで、どこから神社でどこから手銭家の敷地なのかよくわかりません。そんな細かいことはうるさく言わない鷹揚な場所なのでしょ
う。
手銭記念館に行かれたらせっかくなのでこちらの大土地荒神社へ参拝しましょう。

手銭記念館

島根県出雲市大社町杵築西2450-1
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替期間中
開館時間:9:00-16:00
入場料:大人800円、高校生以下400円

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