益子の旅その2:濱田庄司記念益子参考館

益子の濱田庄司記念参考館に行って来ました。

ここは陶芸家 濱田庄司が自ら参考とした品々を、広く一般の人々にも「参考」にしてほしいとの思いから開設されたので「参考館」です。


濱田庄司の自邸・工房の一部を活用し、濱田が生前に蒐集した品々と自身の作品の展示だけでなく、友であった陶芸家の河井寛次郎やバーナード・リーチらの作品を鑑賞することができます。
 参考館と言っても実は7つの建物と登り窯によって構成されています。▼
 受付横には陶器などを販売するショップが併設されています。▼
 ここは全面的に撮影可能です。まずは1号館ですね▼
そして、2号館、3号館は地元の大谷石製の石蔵です。▼

 

 

 

益子参考館の石蔵は、隣町の真岡市から移築されたものです。 
大谷石の壁は深みあっていいですね▼
 この濱田氏がメキシコから持ち帰った民芸品の「皮椅子」は見覚えがあるなぁと思ったら、starnetのカフェにあったものとそっくりなんですね。
調べてみるとやっぱり関わりがあるようです。
この濱田氏のコレクションのメキシコの椅子をまさに「参考」にして、
starnetが製作・販売したらしいのです。

starnetでは「鉄と皮の椅子」というタイトルです。
参考館の皮椅子▼
後ろからしか写ってなかったstarnetの鉄と革の椅子▼
展示室の様子▼
展示室の中から外を見た▼
濱田庄司館▼

 

濱田庄司のコレクションは、日本国内にとどまらず中国、朝鮮、台湾、太平洋諸島、中近東、ヨーロッパ、南米など、世界中からのものです。
また時代も古代から近現代まで多岐にわたります。
 
これらは、自分の作品が負けたと感じたときの記念として、購入したそうです。
そして、このコレクションは濱田の眼を楽しませ刺激し制作の糧となったものなのです。
 
生涯濱田庄司が身辺に置いて親しんだものでした。
かつて母屋で使用されていた、濱田庄司考案のランプシェードも展示されています▼
ポートレート▼
そして、これが上ん台と呼んだ4号館です。
元々は濱田庄司の別邸でした▼
1942年に隣町から移築した大きな母屋で、濱田庄司のもっともお気に入りの建物でした。
豪壮な庄屋建築ですが、土間部分を板張り・石敷きにするなど、移築時に濱田庄司自身がが様々な手を加えており、独特の雰囲気を持つ建築となっています。
今でいうリノベーション物件ですね。
 現在は4号館の展示棟としてイギリスや日本の家具、木喰仏など様々なコレクションを陳列しています。

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは作陶する工房です。▼
濱田庄司が実際に使っていた手回しろくろをみることができます。▼
こちらは登り窯です。
濱田庄司没後40年途絶えていたこの窯に再びが火が灯されたのが2015年です。
以来濱田庄司の孫である参考館の濱田友緒さんを中心に濱田庄司登り窯復活プロジェクトが発足し2017年にもプロジェクトを決行しています。

 

参考館の駐車場の町名表示も陶板でした。
やっぱり陶の町ですね。
見所満載の濱田庄司記念参考館です。
何か創作活動で煮詰まった時、新しいアイディアが欲しい時、この参考館を訪れて見てはいかがでしょう。

濱田庄司記念益子参考館

栃木県芳賀郡益子町益子3388
9:00−17:00 月休 年末年始、展示替え期間、臨時休館あり
入館料:大人800円  子供(中学生・高校生)400円

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