神奈川県立近代美術館葉山館で開催されているカイ・フランク展へ行ってきました。
ただし、展示室内は撮影禁止なので、作品の撮影はこの入り口の作品だけ。
葉山館のアクセスは決していいとは言えない場所にあります。
でも、海沿いでとっても素敵な場所に建っています。
海と山に挟まれた最高のシチュエーションの美術館です。
坂倉順三設計の旧神奈川県立近代美術館鎌倉館(現鶴岡文華ミュージアム)に
設置されていたアートが移設されてきています。
このコケシのようなイサムノグチの作品は鎌倉館のアイコン的作品でした。
こちらは本館と新館の間の池の上に設置されていたアントニー・ゴームリーの作品です。▼
東京都現代美術館にもある鈴木昭男の作品です。
3箇所あるので探してみてください。▼
では、カイフランク展です。
会場入り口に展示されているのはイッタラのガラスの吊り飾り
「Ateenan aamu」(アテネの朝)です。
「アテネの朝」というのは、ギリシャの教会の鐘のことです。
この作品はガラスが風や空気の動きにゆられアテネの日曜の朝の鐘の音のように柔らかな金属のような音を奏でる所からこの名を付けたと言われています。
残念ながらその美しい鐘の音のような音は聞けませんでした。
触ってもよかったのかな?この作品。
こんな団体来館も受付ているのですね。
午前中に訪問したので会いませんでしたが。▼
ということでカイフランク展を堪能したら、この美術館へきたら必ず立ち寄るレストラン
「オランジュブルー」へ
なんとカイフランク展開催中、レストランの食器が全部イッタラでした!
粋な計らいですね。▼
ハンバーグランチとハンバーガーランチ
お皿も、コップもコーヒーカップもみんなイッタラです。▼
そして、コーヒータイムはテラス席へ
このテラス席では食事はできません。
空からトンビに食べ物を狙われるから?のようです。
食事を済ませて食後のコーヒーをこのテラス席でいただきます。
富士山が見えているわかりますか?
快晴で気持ちいい天気でした。▼
食事はできないけどテラス席おすすめですよー▼
カイフランク展、ランチのあとは散歩です。
お隣の葉山しおさい公園へ
有料ですが、美術館との相互割引で、大人の入園料300円が250円になります。
ここは葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園です。
見晴らしのいい場所にベンチがあります。▼
ベンチにはこんな銘板がありました。
何か言われがあるようですがわかりませんでした。▼
公園内には日本庭園もあります▼
日本庭園の池▼
公園内にある茶室一景庵▼
抹茶をいただきました。▼
そして葉山の夏蜜柑サイダー▼
一色海岸沿いにある神奈川県立近代美術館葉山館とそのお隣の葉山しおさい公園はとてもいい散歩コースです。合わせて行くと良いですね。
と書きましたが、なんと葉山館が改修工事で6月まで展示休止です。
レストランや散策路など利用できる場所もあるようなので
事前に調べてからお出かけください。
そして、こことセットで行くもう一つの美術館
山口蓬春記念館については次回ブログにて!
神奈川県立近代美術館 葉山館
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
2020年1月1日 – 2020年6月30日の期間改修工事のため展示は休止