城田圭介「写真はもとより」:茅ヶ崎市美術館

茅ヶ崎市美術館で2/12まで開催されている城田圭介「写真はもとより」の展覧会の写真リポートです。展覧会は撮影可能です。

冒頭に展示されている初期作品です。
この写真でわかるでしょうか。モノクロの部分はペインテングです。要するに作家が手描きしています。そして、中央のカラーの部分が作家が撮影した写真の紙焼きが貼ってあるのです。

 

タイトルにも現れていますが、写真を使った作品を制作している作家なんですね▼

公園の中にある茅ヶ崎市美術館は初めて訪れました▼

 

初期の平面作品から展示はスタートします。▼

 

画面の中に写真が貼られ、その周りはモノクロで作家がその延長を想像しながら手描きしている作品のシリーズです▼

 

展示室奥には映像も流れています。▼

 

展示計画は作家が展示室の模型を作成して入念に計画したものです▼

 

 

覗きの展示ケースにも作品はあります▼

 

たくさんありますね▼

 

ブログ冒頭の初期作品の全体です▼

 

同シリーズ▼

 

 

展示ケース内も紙焼きの余白に写っている人々の続きをスケッチした作品が並べられます▼

 

こんな感じかな?きっとこんなだろうと想像しながら描くのは楽しいだろうなあと▼

 

作家がほくそ笑みながら描いている様子が手に取るようにわかります▼

 

なんか可愛いですね▼

 

 

映像作品、そんな長くないので全編みてください▼

 

地下の展示室にも。

 

茅ヶ崎市美術館の展示室3つを使った個展です▼

 

地下の展示室は近作も並びます▼

 

このシリーズは初見です▼

 

余白の多い絵画▼

 

海外の世界遺産や遺跡など観光客が集まる場所の写真の中の背景を消し、人物だけを描き起こした作品です▼

 

この作品はその逆。
人物を消し去った作品▼

 

 

 

展示室3は作家の昔の写真が使われている作品です▼

 

家族写真の家族を塗り潰し、そこにあったはずの背景を描いています。▼

 

昨今携帯電話の普及で誰もがいつでも気軽に写真を撮影できる時代。
人々の生活との密着度は絵画の比ではありません。
日常的に写真を撮る人はたくさんいますが、
日常的に絵を描く人はそう多くはないでしょう。
かくいう私も写真は撮りまくっていますが、絵を描くことはほとんどありません。
この展覧会を観て、写真はもとより、美術としての写真をちょっと考えてみよう。
美術館を出たら夕焼けのなか優雅にトンビが空に円弧を描いていた。

 

城田圭介「写真はもとより」

茅ヶ崎市美術館
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
2019年12月14日(土) ~2020年2月11日(火・祝)
10:00~17:00
一般:500円、大学生:300円
 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。