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「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所


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森万里子

5/21から始まったばかりの森万里子の個展です。

パンデミック以来、森万里子本人のインスタグラムでいろいろなアーティストをゲストにお茶会をオンラインでしているのを観ています。このお茶会を観るようになって本人の肉声を聞く機会が増え、勝手に親しみを覚えています。

森万里子の展覧会は個展はSCAI THE BATH HOUSEで2020年9月に行われた「Central」以来です。グループ展だと今年の4月まで開催されていたGYREgalleryの「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」に作品が出品されていました。この展覧会を企画したのが、今回の森万里子の個展会場であるスクールデレック芸術社会学研究所です。

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

会場

展覧会場は恵比寿にあるNADiff a/p/a/r/tのビルの2階です。入り口はNADiffの入り口と同じです。

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

展覧会場風景▼

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

ドローイングは2021年制作の新作です。

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

森万里子の立体作品にあるような不思議な光を放っています。技法にはmixed mediaとなっていたので、どのような画材を使用しているのかはわかりません。▼

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

森万里子は近年日本の神話への探求や日本の創世神話にまつわる最古の書物『古事記』への探求を作品に投影しています。

90年代より海外を舞台に国際的に活躍してきたが故にアーティストとして、自分のアイデンティティである日本に古くから伝わる神話や古事記に着眼するのはごく自然な流れな気がします。▼

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

配布されているリーフレットに「森万里子が探求する古事記の原像」と題して國學院大学内川隆志教授が文章を書いていますので、詳細はそちらを読んでみて下さい。▼

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

CULTURE GATE to JAPANという日本全国の7つの空港に作品を展示するプロジェクトで羽田空港に森万里子は映像作品を出品しています。羽田空港はニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター兼R&D部門創設ディレクターのパオラ・アントネッリ をキュレーターに迎えて日本文化に通底する過去から未来へと続く「VISION」を感じさせるアート作品の一つにこの「Kojiki – Amenomanai」が選ばれました。今回、羽田空港まで行かなくても恵比寿でこの映像作品を観ることができます。▼

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展 スクールデレック芸術社会学研究所

開館時間が限定的ではありますが、ぜひ観ておきたい展覧会です。

「森万里子 古事記―はじまりのとき」展

スクールデレック芸術社会学研究所  MAP

2020.5/21-8/8 金・土・日12:00-18:00
月休(火・水・木 事前予約制)

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