さいたま市大宮盆栽美術館へ

世界初

2010年に開館したさいたま市大宮盆栽美術館は盆栽だけを集めた世界初の公立美術館です。この美術館は東京の植木職人が震災を機に大宮に移り住み1925年から大宮盆栽村が生まれたことをPRするために作られました。展示されている盆栽は、シュレッダーを開発した明光商会の創業者の高木氏の盆栽を集めた旧高木美術館のコレクションをさいたま市が5億円で購入したものです。しかし、開館前に評価額約5500万円分の盆栽が枯死するなど、あまりよくないニュースで有名になってしまった美術館でもあります。また、開館時から見込みの入場者数の半数にも達しないなど、大幅な赤字を生んでいます。初っ端からネガティブな内容になってしまいましたが、このイメージは覆されました!

盆栽の歴史と文化この展覧会で勉強できます▼

さいたま市大宮盆栽美術館 盆栽クロニクル

時系列で盆栽の歴史を知ることができます▼

さいたま市大宮盆栽美術館 盆栽クロニクル

目的

わざわざここまで行ったのは取り立てて盆栽が好きなわけではなく、私なりのちゃんとした理由がありました。それは、さいたま市民の日記念企画展「さいたま国際芸術祭Since2020 コラボレーション展 X 須田悦弘・ミヤケマイ」展の鑑賞です。展覧会期:2021年4月23日(金)~5月19日(水)

遥々大宮まで出向いたのですが、目的の須田氏の作品は「菫」1点だけでした。盆栽ではなく盆器と共にひっそり展示されてました。でも、安心?してください。這いつくばったりして探し回るタイプではありません。ミヤケマイ作品は7点ほど展示されています。軸装の作品とかよかったなぁ(うっとり)。両作家とも盆栽との相性が非常によくて、この美術館で展覧会を開催するのはすごくあってるなと思いました。

しわしわですいません。出品リストです▼

さいたま国際芸術祭Since2020 コラボレーション展 X 須田悦弘・ミヤケマイ」展出品リスト

さいたま国際芸術祭Since2020 コラボレーション展 X 須田悦弘・ミヤケマイ」展出品リスト

大変残念ながら展示室の写真撮影は禁止だったので展覧会の写真はありません。撮影可能な庭園の様子は動画を参照ください。▼

盆栽

正直、盆栽の方はそんなに期待していなかったのですが、やっぱり本物を観ると違いますね。盆栽に対する知識は皆無でしたが、楽しめました。人間が生き物を作為的に操作していると言う点では競馬馬のようなところがありますが、推定樹齢1000年とかの盆栽を見ると、我々人間なんて盆栽以上に小さいなぁと思いました。なんとなくですが、この美術館に行って盆栽の魅力にハマる人の気持ちを垣間見た気がします。

▼この盆栽は五葉松「千代の松」この美術館最大の盆栽です。”最大の盆栽”って価値があるんだか、ないんだかよくわかりませんね。さながら”大きいタイニープードル”みたいでおかしい。

陽の当たり方を調節できるよう展示台が回転式になっています。

さいたま市大宮盆栽美術館

▼このパンフレットがいつ制作されたのかわかりませんが、表紙に掲載されてるのは上の写真の「千代の松」です。現在はパンフの時よりかなりモリモリに育ってますね。

さいたま市大宮盆栽美術館

盆栽グッズ

受付にグッズ販売コーナーがあり、盆栽関連の書籍などと共にいろいろな盆栽グッズがありました。また、さいたまご当地サイダー「大宮盆栽ダー」なる物もありましたよ。(↑youtubeをご覧ください)

こちらは盆栽手拭い▼

盆栽グッズ

盆栽レストラン

美術館の目の前にあるのが盆栽レストラン大宮です。盆カレーなんてメニューもありました。運営は美術館と無関係だと思います。看板からして完全に海外からの観光客目当ての雰囲気です。次回はここで食事してみようかなぁ。▼

盆栽レストラン大宮

さいたま市大宮盆栽美術館

埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3 MAP

9:00~16:30(3月~10月) 、9:00~16:00(11月~2月)木休

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