目[me]の「まさゆめ」と 横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

13のプロジェクト

現代アートチーム目[me]が企画したプロジェクト「まさゆめ」、東京駅前に現れた横尾忠則の大壁画。どちらもがTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13の参加作品です。

オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため、東京都アーツカウンシル東京が斬新で独創的な企画、多くの人々が参加できる企画を公募し、その中から選定された13のプロジェクトをオリンピックに合わせて展開している事業がTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13のプロジェクトです。

簡単に言うと企画を募集し、選ばれた企画が税金によって実現されると言うものです。

13のプロジェクトのジャンルはアートだけでなく、音楽、ダンス、演劇など文化全般に渡ります。

 

PAVILION TOKYO2021

アートで言うとこのブログで紹介した、参加型の作品草間彌生「オブリタレーションルーム」、予約すれば茶室見学も可能な藤森照信茶室「五庵」、設置の許可に2年かかった会田誠「東京城」、青山通りに並んで展示されている平田晃久「Global Bowl」と藤原徹平の「ストリートガーデンシアター」、特別参加の真鍋大度+rhizomatiks/ライゾマティクスの「2020−2021」、代々木公園と高輪ゲートウェイ駅に設置されている藤本壮介のCloud pavilion/雲のパビリオン、公開が少し遅れた石上純也「木陰雲」、浜離宮に設置されている妹島和世の「水明」などを展開しているPAVILION TOKYO2021はすでに足を運んだ方も多いでしょう。

なおこの企画はワタリウム美術館 によるものです。

まさゆめ

現代アートチーム目[me]が企画したたった1日だけのプロジェクト「まさゆめ」もTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13の一つでした。

世界中から「顔」を募集し、選ばれた「実在する一人の顔」が2021年7/16の1日だけ東京に浮かびました。

追記:その後8/9深夜と8/13の早朝に下町方面で再び上がったようです。8/9の真夜中は公式には全く発表されていないみたいですが、目撃情報がSNSで上がっています。8/13の早朝は本所上妻橋付近でAM6:50には撤収されたようです。

当日代々木公園で配布していたもの▼

現代アートチーム目[me] まさゆめ

現代アートチーム目[me]まさゆめ

顔型気球

日時や場所が当日まで非公開で、7/16の朝目覚めてすぐにプロジェクトが始まった事に気付いたのですが、一日中浮かんでるものだと思い込み朝9:30過ぎに会場である代々木公園に到着したら萎んだ顔型の気球が目の前の芝生に横たわっていました。ガーン。

現代アートチーム目[me]まさゆめ

本当に気球でした。現場の気球スタッフは公園に設置したテントに常駐しており、気球本場の佐賀ナンバーの車もありました。佐賀から来たかぁ〜▼

現代アートチーム目[me]まさゆめ

結局、朝浮かんだ後に16時頃再チャレンジしましたが、完全に浮かぶことはなく、その後暗くなってから、たくさんの人が集まる中、ギリギリ閉園前に再び浮かび上がりました。

現代アートチーム目[me]まさゆめ

夜に浮かんだ「顔」は時折、放たれる炎で明るく光り、それはそれは不思議な光景でした。

最終的に会場となる代々木公園は都の施設ですから、延長は許されるはずもなく20時前にはきっちり終了しました。現場はどうだったのかわかりませんが、少なくともライブ配信は終了しました。都の税金で開催しているイベントなのでそこはきっちり守ってるはずです。と言うか守らざるを得ないでしょう。

そう遠くないとは言え2回も代々木公園に行きましたが浮かぶ事はなったので、もう現場に行く元気は喪失。夜に再び浮かんだ様子は、まさゆめ公式You tubeのライブ配信でずっと見ていました。

また、やって欲しいなぁと言う気持ちもなくはないですが、たった1日だからよかったのかもしれません。

 

東京大壁画

株式会社ドリルによる横尾忠則&横尾美美の親子コラボの企画「東京大壁画」もTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13の一つです。

ドリルは渋谷区立松濤美術館で現在開催中の「アイヌの装いとハレの日の着物」国立アイヌ民族博物館がある民族共生象徴空間「ウポポイ」に携わったり、その活動は多岐に渡ります。

東京大壁画は東京駅の目の前にそびえる二つの高層ビル丸ビルと新丸ビルの壁面を対のキャンバスに見立て、高さ約150m、横幅約35mの横尾忠則&横尾美美親子の巨大壁画2作品を展示するというものです。

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

展示総面積は7000㎡以上で、この規模の壁画は国内外でも例がない規模です。

大壁画のコンセプトは「宇宙 COSMO POWER」です。

それぞれが宇宙生命の根源をなす要素として水(aqua)と火(ignis)をテーマとした作品を制作しました。

横尾美美

東京駅を背にして左側の丸ビルには火(ignis)をテーマとした娘横尾美美の作品です。

火がテーマなだけに全体に赤い壁画です。▼

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

横尾美美はこの壁画公開に合わせて丸ビルの横にある隈研吾設計のKITTE4Fで7/25まで個展を開催していました。▼

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

シュークリームの白鳥や虎、パンダ、花などの具象作品でキャンバスの上に一部コラージュが施されている作品もありました。▼

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

横尾忠則

東京駅を背にして右側の新丸ビルが水(aqua)をテーマとした父横尾忠則の作品です。ダークな青系の作品です。▼

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

現在、横尾忠則はこのブログで紹介した東京都現代美術館での大回顧展 GENKYO 横尾忠則 「原郷から幻境へ、そして現況は?」21_21 GALLERY 3で139人の肖像画 横尾忠則「THE ARTISTS 」を開催中です。

鑑賞時間

正直、大きすぎて全体感がわかりにくいのと、思ったより絵が見えませんでした。

到着した時は皇居側からの西陽が激しく逆光だったので、そのせいで見えにくいのかな?と思ったのですが、陽がだんだん落ちてビル内の照明が点いても絵が光って浮かび上がってくると言うわけではなさそうです。▼

横尾忠則&横尾美美「東京大壁画」Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13

ただ、東京大壁画は時間を選ばずいつでも鑑賞可能なのがいいですね。

横尾美美の個展は終了してしまいましたが、横尾忠則の2つの展覧会会期は東京大壁画公開期間よりも長いので、東京都現代美術館21_21、新丸ビルと横尾忠則鑑賞ツアーが可能です。

東京大壁画

2021年7月17日(土)~9月5日(日)
横尾美美 丸ビル 千代田区丸の内2丁目4−1 MAP
横尾忠則 新丸ビル 千代田区丸の内1丁目5−1 MAP

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。