白金台のGallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

白金台のプラチナ通り沿いにある元高級中華料理店だったビルの2F3Fでイタリア在住の彫刻家安田侃の個展「無何有」が開催されているので早速行ってきました。

東京で見られる安田侃

まず、安田侃って?という方のために、都内で見られる安田侃の作品をいくつかご紹介。ああ!この作品なら見たことあるって方多いのではないでしょうか。

東京ミッドタウンには屋外と屋内に2つの作品があります。屋外のこの作品は「妙夢」です。▼

安田侃

屋内にある「意心帰」です。この作品は子供たちに大人気です。▼

安田侃

現在はこの通りコロナウィルスの影響で触れないようになっています。柵で囲うなんて悲しい状況ですね。▼

意心帰

渋谷区文化センター大和田には2点の安田侃作品があります。階段下にあるのは「天秘」▼

安田侃

階段上、正面玄関前にあるのが「帰門」です。

安田侃 帰門

お馴染み東京都庭園美術館の「風」です。ギャラリーの近くなので合わせて鑑賞するのもいいですね。▼

安田侃 安田侃

こちらはジャン・ヌーベル設計のビルの某大手広告代理店の会社のエントランスにある「妙夢」です。仕事でこの会社に訪問した時に撮影たものです。一般の方が自由に出入りできる場所ではないのでご注意を

安田侃 安田侃

 

あとは東京国際フォーラムや日本橋浜町のビルなどなど。これで安田侃作品がどんなものなのかお分かりでしょうか。実際の安田侃作品は大理石でできた大型の彫刻作品です。一度は目にしたことがありましたよね?

「無何有」

展覧会のテーマ「無何有」の意味は「無心の先にある本質」です。そこには、新型コロナウィルスで世界中が見えない敵に脅かされている現在、再び世界に平和が戻って欲しいという安田侃の願いが投影されています。

Gallery Shirokane

展覧会が開催されているのはGallery shirokaneです。以前は中華料理店だった場所で、閉店して間もないのもあって、照明器具やカーペットなど、まだ中華料理店の名残がある不思議な展示室です。会場は2階と3階の2ヶ所で3階は2部屋あるので全部で3つの展示室で構成されています。

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

2F

今回ご本人にもお会いできたので、直接お話を聞くことができました。

安田侃作品は前述の通り大型の大理石の彫刻が多いのですが、展覧会の作品はほとんどがブロンズのマケットです。

これは「妙夢」ですね。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

作品を置く展示台も全部今回のために制作されたそうです。「展示台の方が高いかも」なんて笑ってらっしゃいましたが、確かに凝っています。普通はニュートラルな白い箱型が多いですが、この展示台の脚はブロンズです。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

2階の展示風景の全景です▼

中央の床にあるのはセゾン現代美術館にある「天聖・天モク・地人」のマケットです。この作品はカナリア諸島のガラチコにも設置されていて、セゾン現代美術館より少し大きくて、触ったり座ったりできるようになっているため撮影スポットとして大人気なんだそうです。置いてあるシチュエーションは直島の黄色いカボチャに近いです。興味のある方はinstagramで#garachicoで検索してみてください。直島のカボチャ並みにたくさん写真が出てきます。行ってみたいけれどほとんどアフリカなので、簡単には行けない場所です。残念!

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

セゾン現代美術館の「天聖・天モク・地人」です。残念ながら芝生内に入れないので、触るどころか近づけません。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

 

3F-1

3Fは展示室が2ヶ所にあります。

この展示台の脚も緩やかにカーブしていて綺麗です。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

壁の平面作品はNY在住の桑山忠明の作品です。本人曰く桑山作品のシャープな直線の平面が、自分の曲線的な立体とすごく合うとおっしゃってました。確かに対照的で面白いです。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

どうですか?この対比▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

 

3F-2

3階の奥の部屋です。この部屋は特に厳かな雰囲気でとても良い展示でした。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

街路樹の緑と相まって素敵な空間に仕上がっています。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

軸の前の作品もいいですね。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

この軸はどなたの作品なのか聞き忘れました。▼

Gallery Shirokaneで安田侃展「無何有」

 

前々から一度行ってみたいと思っていたご本人の出身地である美唄の安田侃彫刻美術館アルテピアアッツァ美唄の話をたくさんお聞きしたので、遠出できるようになったらすぐにでも行きたくなりました。

展覧会情報

無何有 安田侃展 2021年9月3日~9月18日

Gallery Shirokane(2F/3F) 港区白金台4-19-13 白金TFビル MAP

珈琲小学校

ちなみに1階では2021年5月まで代官山にあった私立珈琲小学校のポップアップが展覧会会期中限定で開校しています。安田侃展に行ったら是非珈琲小学校に入学してみてください。本当に元小学校の先生だったマスターが美味しい珈琲を淹れてくれます。私立珈琲小学校

代官山の校舎もlokoGalleryのスペースで、私の珈琲小学校の初登校は5年程前で、やっぱりギャラリーの展覧会訪問の時でした。白金台に移転という事でしたが、白金台は臨時校舎で現在新校舎の場所を検討中だそうです。代官山や白金台くらい近いところだと通学しやすいんだけどなぁ。

私立珈琲小学校

白金台のプラチナ通り沿いのギャラリーで安田侃展と美味しい珈琲を堪能しました。東京都庭園美術館も近いので合わせて行きたいところですが、9/17までは庭園のみの開放です。庭園にある安田侃作品は鑑賞できますよ!

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