SNOW Contemporary 雨宮庸介展とOIL by 美術手帖の榎本マリコ

西麻布で開催されている雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」と渋谷で開催されている榎本マリコ「モーメント」を観てきました。どちらも目が離せない不思議な作品だったので勝手に一緒にレポートします。

雨宮庸介

西麻布交差点に面したビルの4FにあるSNOW Contemporaryで開催されている雨宮庸介の個展「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

過去にSNOW Contemporaryで開催された雨宮庸介の展覧会を見ていますが、作品に度々登場するモチーフがりんごです。今回はそのリンゴの作品群を一同に集めた個展という触れ込みでした。

ギャラリーに入ると大きなテーブルが1台。そこに様々なりんご作品と共に作家のスケッチや植物、そしてとても小型の映像が流れています。天井からはいくつもの照明がテーブル天板にかなり接近した位置まで下されています。▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

隣のスペースには二つのりんご作品が並びます。手前はどう見ても普通のりんごですが、奥のりんごは見たことのない形ですね。▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

 

テーブルに並ぶ溶けかかっているりんご▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

りんご作品以外にも色々なものが置いてあります▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

モノクロのりんごとバナナ、ラフランスです。▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

映像が投影されています▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

スケッチやメモとりんご▼

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

 

りんごの産地としても有名な青森県の元シードル工場だった弘前れんが倉庫美術館で開催されていたりんごにまつわるグループ展「りんご宇宙 ― Apple Cycle / Cosmic Seed」にも参加していました。これ以上ぴったりなグループ展はないっていうくらい場所と展覧会と作家があっていますね。残念ながら遠方のため鑑賞できなかったので、今回西麻布でりんご作品が見られてよかったです。

展覧会情報

雨宮庸介「H&T. A,S&H. B&W.(Heel&Toe. Apple,Stone&Human. Black&White.)」

2021年9月3日(金) ー 10月9日(土) 13:00 – 19:00 日月火祝休

SNOW Contemporary

港区西麻布2丁目13−12 早野ビル 404 MAP

榎本マリコ

渋谷パルコの2階にあるOIL by 美術手帖ギャラリーで開催中の榎本マリコ「モーメント」です。こちらの作品もシュールです。

顔にかぶさっているのが、雨宮庸介のりんごだったら、まんまマグリットになってしまうんですが、榎本マリコ作品の顔には動物や植物が重なっています。

榎本マリコ「モーメント」

アクリル絵具で描かれたこの人物の顔には馬が数頭走っています。背景はルネマグリットを彷彿させる雲と空です。▼

榎本マリコ「モーメント」

ずらりと並ぶ人物作品▼

榎本マリコ「モーメント」

 

この作品の顔にあるのは躍動感溢れるつばめです。背景の空にも飛んでいますね。▼

榎本マリコ「モーメント」

蘭のような花、それに群がる蜂▼

榎本マリコ「モーメント」

この作品は背景にも植物が▼

榎本マリコ「モーメント」

 

今回初見の作家ですが、今まではどちらかというとイラストレーター的な活動をされていたようです。多少の既視感は否めませんが、不思議な作品でとても印象的でした。

展覧会情報

榎本マリコ「モーメント」

2021年9月9日〜 10月3日 10:00-21:00

渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 2階  MAP

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