東京 建築家が手掛けたカフェ特集その1(青山)

青山界隈にはたくさんのカフェがありますが、その中で建築家がインテリアデザインを手掛けたカフェをいくつか集めてみました。青山散歩の参考になれば嬉しいです。

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

ブルーボトルコーヒーの日本第一号店ブルーボトルコーヒーフラッグシップカフェが清澄白河にオープンしたのが2015年2月です。

そのわずか1ヶ月後の3/7に第二号店となるブルーボトルコーヒー青山カフェが表参道駅から徒歩2分の場所にオープンしました。

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

ミーハーなのでオープン初日に行ってみたらCEOのジェームス・フリーマンがいました。コロナ前ですから、今では考えられないくら密な状態でした。

ジェームス・フリーマンの真後ろでコーヒーをいただきました。偶然なのですが、ストーカー目線ですね。▼

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

ブルーボトルコーヒー六本木のオープンの日に行ったらやっぱり、ジェームス・フリーマンいらっしゃいました。この時も偶然ですが、(というかオープンの日に行けば遭遇率高いに決まってます)これもストーカー目線の写真になってしまいました。

六本木店オープンの日の様子▼

ブルーボトルコーヒー六本木店

 

スキーマ建築計画/長坂常

ブルーボトルコーヒー青山カフェのデザイン設計は長坂常が代表を務めるスキーマ建築計画です。第一号店の清澄白河は開業時も2019年の改修もスキーマ建築計画がデザイン設計しています。

青山店は、朝早くいくとテラスからの木漏れ日が本当に綺麗なんです。▼

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

 

今でこそ、広尾のブルーボトルカフェや渋谷のブルーボトルカフェなど別のデザイナーが設計した店舗がありますが、長らく日本のブルーボトルコーヒーは、スキーマ建築計画が手掛けていました。2020年までに日本で17軒、香港ソウルなどアジア圏で3軒の合計20軒のブルーボトルコーヒーの設計を手掛けています。

青山店のテラス席は人気が高いので、週末は争奪戦です。▼

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

入り口手前から奥に行くに連れて、ハイカウンター&ハイスツールからテーブル&イス、ボックス型のソファ席と滞留時間に変化を持たせるデザインになっています。

ゆっくりしたい人は奥のボックス型のソファ席、手早く済ませたい人は手前のハイカウンター&ハイスツールに、というレイアウトなのですが、実際は手前のハイカウンターの席にPCを持ち込んで長時間ドヤっている人も見かけます。

ちょうど中間のテーブル&椅子席でカフェラテを▼

BLUE BOTTELE COFFEE AOYAMA CAFE

 

昔、喫茶店はタバコを吸うための場所でしたが、現在は禁煙の喫茶店が増えてきています。

最近はPCの持込を禁止しているカフェも増えてきているようですが、ブルーボトルコーヒーは今やドヤリングの聖地と化しているように見受けられます。(あくまで個人的な見解です)

さて、さて、この先ブルーボトルカフェは、どうなっていくのでしょうか。その動向を静かに見守りたいと思います。

基本情報

ブルーボトルコーヒー青山カフェ

8:00〜19:00 *変更になる可能性があります。

港区南青山3丁目13−14 MAP

芦沢啓治が設計デザインを手掛けたブルーボトルコーヒー渋谷カフェについてはこちら▼

北谷公園にオープンしたブルーボトルコーヒー渋谷カフェ


GYRE.FOOD

MVRDVが設計したことで有名な表参道のGYREの4階に2020年1月にオープンしたGYRE.FOODです。

GYRE.FOOD

 

GYRE FOOD.は、ゆるく繋がりながら4つのお店が同居しています。

グローサリーショップのeatrip soil/イートリップソイル、カフェ、デリ、バーのuni/ユニ、気軽なフレンチレストランbonélan/ボネラン、高級フレンチレストランのélan/エランです。

GYRE.FOOD

田根剛

店内の設計デザインはフランスに事務所を構える田根剛です。GYRE FOOD.はそんな田根剛が初めて手掛けた飲食スペースでもあります。

「食物はすべて土から生まれ土に還る。そう考えたら、空間も“土”でつくるのがごく必然だと思えました」と語るように土をふんだんに使ったGYRE FOOD.のテーマは「食の循環」です。

ビルの4階とは思えない緑豊かな空間です。▼

GYRE.FOOD

 

カラマツの木材を寄せ集めたブロックを、天井近くまでピラミッド状に積み上げた空間は、uniのイートインスペースで、このブロックはテーブルであり、椅子の役割をします。▼

生の木を寄せて作ったブロックは、空調による乾燥などで木が暴れだしている部分もありますが、それが自然の姿です。時間を経て益々味わいを増していく空間ということです。

床や壁は自然の土でできています。▼

職人の手で塗り上げた土壁や柱、まさに「自然に還る」を体現した空間です。自然の土の色合いがこれまたとっても心地よく、安心します。▼

オープンして間もなくコロナウィルスの感染が拡大しはじめたため、オープン時は閑散としていたイメージがありますが、積み上げられたブロックの印象的な様子がSNSなどで広まり、現在は週末ともなるととても賑わっています。

 

基本情報

GYRE FOOD.

eatrip soil 12:00-19:00(日〜18:00) 月休

uni/ユニ 11:00-22:00 (日〜18:00)月休

bonélan/ボネラン 11:30 – 15:00(日11:00 – 16:00)、18:00 – 21:00 月休

élan/エラン 18:00 – 21:00(日月休)

*営業時間、定休日は変更になる場合があります。

渋谷区神宮前5丁目10−1 MAP


Iittala Omotesando store & café

2021年2月にオープンしたiittala/イッタラ表参道ストアには世界初のカフェが併設されているということで話題になりました。

流線形の階段が美しい建築はジェネラルデザインによる設計です。▼

Iittala Omotesando store & café

イッタラは1881年フィンランドのイッタラ村の小さなガラス工場からスタートし、1930年代、40年代に近代建築・デザインの巨匠アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト夫妻とカイ・フランクらがイッタラ・ブランドの開発に参加した事で、現在のスカンジナビアデザインを牽引する企業に成長しました。

Iittala Omotesando store & cafe

 

隈研吾

ストアもカフェも内装デザインはあの隈研吾です。隈さん本当になんでも手掛けますねぇ。

お店の内装で目を引くのはレジカウンター上の照明(上の写真)です。これはフィンランドのイッタラで制作したこのお店のための特注品で、木製の型を使って木目のマチエールを象ったガラスで出来ています。

店内には隈さんのデザインスケッチが飾られていました。▼

Iittala Omotesando store & cafe

 

店内はすっきりとした印象です。手前はイッタラ製品のできるまでの展示です▼

Iittala Omotesando store & cafe

壁に使っている建材にはコーヒーが使われているそうです。よくみると茶色いつぶつぶが見えるので、怪しまれない程度によーく観察してみてください。▼

Iittala Omotesando store & cafe

カフェメニューはもちろんフィンランドの伝統的な食べ物ばかりです。フィンランドを代表するメニュー3つ全てを頼んでみました。

右の黄色いお皿がフィンランド東部カレリア地方の伝統のパイ、カレリアパイです。その右横白皿がラスキアイスプッラ、で生クリームとジャムが入っています。左下グレー皿がシナモンロールです。飲み物はホットコーヒーとオーツミルクのアイスラテをオーダーしました。

食器はもちろん全てイッタラのものです。メニューも食器も全部フィンランド。▼

Iittala Omotesando store & cafe

海外に行くことがかなわないコロナ禍の現在、イッタラストアカフェに行って北欧気分に浸るのもありですね。

 

基本情報

Iittala Omotesando store & café

11:00-20:00

渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山クロス1階  MAP

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