コンテンツへスキップ

京都 DAYが手がける嵐山邸宅 MAMAその2 暮らすように過ごせるこだわりの客室紹介


<
フォローする
シェア:
記事の評価

京都 DAYが手がける嵐山邸宅 MAMAその1 ではピザが美味しいレストラン儘の味と空間を紹介しました。

その2では宿泊施設である嵐山邸宅MAMAの客室をご紹介したいと思います。

嵐山邸宅 MAMA

スポンサーリンク

10室だけの客室

嵐山邸宅MAMAの客室は10室だけという贅沢空間です。しかも一部屋一部屋しつらえが異なっているというのも魅力の一つです。

2階に5部屋、1階に5部屋という構成なので、まさに嵐山の邸宅という規模です。

もちろんデザイン、設計はレストランの儘同様にDAYが手がけています。元々保養所だった建物の特性やよさを活かし、主なマテリアルは、木や和紙、土などの自然素材を使った優しい空間になっています。

嵐山邸宅 MAMA

共用部の階段だってこんなにかっこいい。▲

2階の部屋

202 Junior Suite

天井の高さが5mもある嵐山邸宅の中で一番広い客室202 Junior Suiteです。

5mの天井高って、もう美術館級ですよね。

嵐山邸宅 MAMA

▲高い天井にはポイントの梁と長い提灯が吊るされています。

イサムノグチのAKARIにこんなフォルムってあったっけ?と思ったら、やっぱりイサムノグチではなく、京都の老舗提灯屋さん小嶋商店のものでした。

驚くのは家具や提灯だけではありません。上写真の左の扉は全て黒谷和紙作家のハタノワタルの手すき和紙です。クーー!なんて贅沢な空間!

嵐山邸宅 MAMA

▲2階なのですが、斜面に建っているためお庭が望めます。障子も従来のものとは違ったデザインです。

嵐山邸宅 MAMA

▲家具は、地元京都の職人「片井意匠」によるあたたかみのある手作りだそうです。これまたすごい!

嵐山邸宅 MAMA

▲和室で言うところの床の間のような空間も演出が素敵。欲を言えばピクチャーレールなのがちと残念!

スポンサーリンク

205 Standard

スタンダードな部屋だって、スイートに劣らない素敵空間です。

嵐山邸宅 MAMA

▲障子の桟の割り付けがジュニアスイートの部屋と違いますね。

ベッドサイドの小さな提灯が置き式ではなく天井から吊ってあるのが浮遊感あっていいですね。

嵐山邸宅 MAMA

▲提灯の吊り方に注目!ただ吊ってあるんじゃないんです。こういう遊び心大切です。

嵐山邸宅 MAMA

▲止め石!!

嵐山邸宅MAMA

▲洗面のスッキリ感。

嵐山邸宅 MAMA

▲で、やっぱり建具はハタノワタルの黒谷和紙です。この独特の色味の美しいこと!部屋にマークロスコの作品が飾られているかのようです。

この大胆な和紙の使い方は、尾道のLOGを想起させます。また尾道も行きたいなぁ。

スポンサーリンク

1階の部屋

続いて1階の部屋へ。1階の部屋も素敵〜っ!の連続でした。

101 MAMA Premium Garden

嵐山邸宅の中で一番広いプライベートガーデンと小さな書斎のある客室です。

嵐山邸宅 MAMA

▲浴室がなんと緑が気持ちいいガーデンに面しています。なんですか!この開放感!

露天風呂と内風呂のいいとこどりのようなお風呂です。

嵐山邸宅 MAMA

庭側にお風呂と洗面!なかった発想です。これこそ非日常を楽しむ旅の宿ならではの仕様です。

部屋との間にはカーテンがありますが、起きている間は開け放しておきたいですね。

嵐山邸宅 MAMA

▲部屋の壁がすごい不思議なマテリアルでした。ベッドサイドにはやっぱり提灯です。

嵐山邸宅 MAMA

▲そして、プレミアムガーデンだけは書斎付きです。

スポンサーリンク

 MAMA Garden

102と103はガーデン付きの部屋です。書斎はありませんが、非日常を味わうには十分すぎる演出です。

嵐山邸宅 MAMA

それぞれガーデンのデザインが異なります。

嵐山邸宅 MAMA

▲ガーデン付の部屋の家具も味があって素敵です。

嵐山邸宅 MAMA

▲ガーデン付きの部屋ももちろんハタノワタルの和紙と小嶋商店の提灯です。それだけで非日常です。だって自宅の建具にハタノワタルの和紙は勿体無くて使えません。

スポンサーリンク

ラウンジ

宿泊者だけが利用できるライブラリー機能のあるラウンジです。本は今後増える予定だそうです。

嵐山邸宅 MAMA

▲石の使い方がうまい。シンプルなのにすごい効果的です。

嵐山邸宅 MAMA

▲嵐山邸宅MAMAの世界観でていますね。

嵐山邸宅 MAMA

▲ここはピクチャーレールじゃない。この提灯はもはやアートです。

嵐山邸宅 MAMA

スポンサーリンク

どの部屋も和紙や障子があるのですが、和モダンとか和風という言葉には当てはまらない、オリジナリティあふれる空間でした。

海外のデザイナーがインテリアに引用する”日本”を少し感じました。それはもしかしたら住環境や食生活が西洋化した日本で生まれ育った世代のデザインだからなのかなと思いつつも、その咀嚼の仕方は、やっぱり外国人には真似できない心地よさがあります。それが嵐山MAMAのオリジナリティかもしれません。

マテリアルのこだわりは半端ないのですが、やらなすぎず、やりすぎず、デザインの主張がすごくいいバランスを保っていて、何度も訪れたくなる場所でした。

これからは京都の宿泊は嵐山ですね。朝、早起きすれば、人の少ない渡月橋や竹林の小径を心ゆくまで堪能できるし、いいことづくめです。

嵐山邸宅MAMA 基本情報

嵐山邸宅MAMA

京都府京都市西京区嵐山西一川町1−5 MAP

アクセス:阪急電鉄嵐山線嵐山駅徒歩約3分、京福嵐山本線嵐山駅徒歩約11分

(レストラン)

全日Lunch 11:00-15:00(L.O.14:30)
月~木Dinner 18:00-21:00(L.O.20:00)
金土日祝Dinner 17:00-21:00(L.O.20:00)

定休日その他最新情報は公式Instagram儘で確認。

嵐山邸宅MAMAは一休から宿泊予約できます。今のところ土日祝日だけの営業ですが、今後は平日の予約も受けるようになるでしょう。下のStandard Roomの画像をクリックして一休予約サイトへ。


京都 DAYが手がける嵐山邸宅 MAMAその1 レストラン 壗 素材をそのまま生かしたシンプル料理が美味

シェア:
同じカテゴリーの記事 スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す