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初台 東京オペラシティのメディアアートの殿堂 参加する美術館 ICC / NTTインターコミュニケーション・センター


記事の評価

東京オペラシティの4階にあるNTTインターコミュニケーション・センター/ICCは、日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年にオープンしたNTT東日本が運営する文化施設です。

科学技術と芸術文化の対話をコンセプトに主にヴァーチャル・リアリティやインタラクティヴ技術などの最先端テクノロジーを使ったメディア・アートの展覧会を開催しています。

 ICC / NTTインターコミュニケーション・センター

展覧会

ICCでは、展覧会、シンポジウム、上映、ワークショップ、レクチャーなど様々なイベントを開催しています。

私自身も展覧会以外に参加したものだと2020年ダムタイプの特別上映をここで鑑賞しました。

展覧会は、常設で展示されている作品と展覧会ごとに変わる作品があります。ここでは現在開催中の展覧会と過去作品を少しだけ紹介します。

 ICC / NTTインターコミュニケーション・センター

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ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

ICCアニュアルは2006年から2021年までオープンスペース展として開催してきた展覧会がリニューアルされたものです。

と言っても展覧会名がオープンスペース20XXだったのが、ICCアニュアル20XXに変わっただけで、内容はこれまで通りの展覧会です。

この展覧会はいつも常設作品と本展覧会だけ出品されている作品が混じっていますが、常設作品の方が少ないです。

いくつかピックアップして出品作をご紹介します。

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

“Painting Folding 2.0” 村山悟郎

作家によって「織物絵画」と名づけられた作品。以前見た作品は絵画から織物が飛び出している作品でしたが、これは完全に織物だけです。▲

村山悟郎「Painting Folding」

村山悟郎

2021年1月に天王洲のTakuro Someya Contemporary Artで見た絵画から織物が飛び出す村山作品▲

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

“Crypto Miner Car” ラービッツシスターズ

「クリプト・マイナー・カー」は、暗号通貨のマイニングを行なう計算処理、またそれに伴い膨大に消費される電力をいかに現在の都市や社会の基盤構造に組み入れることができるかを、気候変動の文脈から模索するプロジェクトだそうです。難解〜!

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

“syncrowd” nor

もうなくなってしまった恵比寿のなどやで以前に鑑賞したことのある作家のnorの作品。▲

振り子のように揺れる作品はずっと見てても飽きない。そして、じっと見ていると振り子に意志があるかのようい見えてくるから不思議です。

恵比寿などや浮遊ギャラリーでの展覧会はこちらを参照ください。

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

無響室の扉

“The View from Nowhere”ALTERNATIVE MACHINEは、無響室で行われます。▲

扉がこんなに分厚い。以前は、無響室としてここに1人で入り、ただひたすら無音の世界に身を置くという部屋でした。今は、その無音であることを利用してVR作品を鑑賞する部屋になっています。

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

無響室の中の様子

中央の棒につかまりながらVRをみる。▲

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

「マシュマロモニター」岩井俊雄

無料エリアにある常設作品▲カメラの前に立つとそこに映る自分の姿は・・・。

基本情報

ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

2022年6月25日(土)—2023年1月15日(日)

11:00-18:00 月休 2022.8/7休

一般 500円、大学生 400円/高校生以下無料

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ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

ICC恒例の夏休みの展覧会です。子ども向けではありますが、大人でも楽しい。

今年は、人間の発明やテクノロジーの原点ともなる「道具」をモチーフに、いろいろな目的や用途のために作られた道具を、どのように「プレイする」かをテーマとした展覧会です。

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

展覧会風景

会場全体を見回すとなんだか楽しげ▲

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

「近代的価値から逃走する」やんツー

遅い方が勝ちというカーレースは、実際にレールの上で走らせることができます。いやー遅いのなんのって。▲

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

「 寓話の寓話〈ウミネコ〉」 couch

スリット・アニメーション(ストライプのスリットを動かすことにより絵を動かす技法)の仕組みを使って物語を読む装置です。実際に体験できます。▲

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

「工場設備の動き」荒牧悠

チョコレート工場の機械が材料を「まぜる」、「はこぶ」、「からはずす」、「すりつぶす」などの動きを作品化したもの。単純な動きですが、みてるだけで楽しい。▲

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

「3つの世界(Three Worlds)」すずえり

回転するモビールと観客がいる物理世界、推進力となるモーターとAMラジオの発振による電磁場の世界、モビールにぶらさげられた道具や日用品とライトによる光と影、を表しています。▲

光と影で見せる作品は、シンプルに美しい。

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

「BEAT/BIT」宮下恵太

人間には知覚することのできない情報である電気信号=bitを、打音という身体的な信号=beatに置き換える作品です。▲

キッズプログラムですが、大人でも見て参加して楽しい作品です。

基本情報

ICC キッズ・プログラム 2022「どうぐをプレイする Tools for Play」

2022年7月23日(土)—8月28日(日)

11:00-18:00 入場無料

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過去の展示

これまでにICCで見た作品で印象深い作品で、なおかつ写真が見つけられた作品を2つほど。

ICC オープンスペース2018

“Lives in Japan” 宇治野宗輝

オープンスペース2018年の作品▲ 電気のオン/オフに合わせて駆動音とともに動き出す装置を各々撮影し、それらを同時に再生することによって、複数の装置が機械的なリズムとともに躍動的にパフォーマンスを繰り広げる作品です。ただただとにかく発想がユニークで見ていて楽しい。

ICC オープンスペース2019

“kinesis #3 – dissolving field” 梅田宏明

オープンスペース2019年の作品。インタラクティヴなインスタレーション作品で、人が歩いたり動いたりするとその粒子も反応する作品。単純にかっこいいし、楽しい▲

ICC

「ここにもいる」アグネス吉井

2021年に開催した「多層世界の中のもうひとつのミュージアム——ハイパーICCへようこそ」で突然会場内に現れてパフォーマンスをする白井愛咲とKEKEによる2人組コンテンポラリー・ダンス・ユニットのアグネス吉井▲

ICCの楽しいところは、鑑賞者がいて初めて成立する作品が多く、インタラクティブなので、鑑賞する美術館というよりは参加する美術館です。

夏休みに冷房の効いた美術館で作品に参加して楽しんでみてはいかがでしょうか。

ICC/NTT インターコミュニケーションセンター

11:00-18:00 月休

入場料:展覧会により異なる 無料エリアあり

新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階 MAP

アクセス:京王新線初台駅東口徒歩2分、都営地下鉄新宿線乗入新宿駅から一駅2分

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