初台の東京オペラシティはアートギャラリーだけじゃない!建築とパブリックアートと誰も知らない初台スタバ伝説

記事の評価

初台の駅上にある東京オペラシティは、東京オペラシティアートギャラリーだけでなく、新国立劇場、コンサートホール、ICC、近江楽堂(現在工事のため閉館中)などからなる複合文化施設です。

そんなオペラシティの中でも、東京オペラシティアートギャラリーに訪れたら是非ともセットで鑑賞しておきたい建築と館内のアートについて。更にまことしやかに囁かれている?どこにも書いていない初台のスタバ伝説について紹介します。

東京オペラシティ ガレリア
東京オペラシティは二つの区にまたがる文化施設で、ガレリアを境にしてガレリアまでが新宿区、新国立劇場側写真左の壁の向こうは渋谷区です。ですからこの階段は新宿区です。
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東京オペラシティ

1996年に開業したオフィスビルと新国立劇場などの文化施設からなる複合文化施設です。

東京オペラシティ 新国立劇場
新国立劇場前には柳澤孝彦らしい親水広場。石の彫刻は和泉正敏

建築

設計は東京都現代美術館や長野県上田市のサントミューゼ窪田空穂記念館などを設計した栁澤貴彦+TAK建築・都市計画研究所とNTTファシリティーズ・都市計画設計研究所によるものです。

東京オペラシティタワー地下4階、地上54階、高さ約234mで、竣工時は新宿地区の超高層ビルとしては3番目の高さでした。

東京オペラシティタワー
連絡橋で繋がっているお隣のNTT東日本新宿本社ビルは、シーザー・ペリ+山下設計の設計です。

テナント

東京オペラシティにはオフィスだけでなく飲食店や物販など50ほどのテナントが入っています。

かつてタワーにはApple Japan が入居しており(2013年六本木ヒルズへ移転)伝説と化したApple創業者スティーブ・ジョブスが亡くなった時は花がたむけられていました。

飲食店ではHUBの並びに2022年8月で全店舗撤退予定のアンナミラーズもありました。しかし、2006年に閉店してしまいました。

撤退してしまったテナントの話ばかりでは役に立ちません。現在入っているテナントでおすすめのご紹介です。

東京オペラシティ53階 叙々苑
眼下には丹下健三の都庁も見える!

私のオペラシティでお気に入りの飲食店は、勝手に「天空の焼き肉」と呼んでいる53Fにある叙々苑です。▲ここの窓際で食べる焼き肉は最高ですよ!

東京オペラシティギ 53階 Cafe 53
ここからは新宿パークタワーがよく見えます。

食事ではなくカフェ利用なら同じ53階にあるCafe 53も眺めが良いです。▲ パスタなどの食事もできます。

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スタバ伝説

伝え聞いた話によるとオペラシティ開業前、スターバックスが第一号店の出店の場所を探しており、オペラシティに打診したところ、「スターバックス?なにそれ?」と門前払いをしたため、第一号店は銀座になったとか。確かにスタバの銀座店オープンとオペラシティの開業は同じ1996年です。それ以降、スターバックスは初台には店を出さないという噂を耳にしました。

確かに、初台には長いことスターバックスがありませんでした。ようやく開店したのはスタバなし県の鳥取県より後発の2016年です。

しかも、その場所はオペラシティとは甲州街道を隔てた反対側でした。しかしそんな初台のスタバも2020年には閉店してしまいましたので、現在初台にはスターバックスはありません。

初台スタバ伝説はあくまで噂なのでその真偽の程はわかりませんが、少なくとも私は信じています。ちなみにスタバが入ったかもしれなかったのは、現在エクセルシオールカフェが入ってるところだと思われます(想像)

東京オペラシティ ジョナサン・ボロフスキー シンギングマン

シンギングマンの頭の後方1階(写真の中央の階)にあるのがエクセルシールカフェ▲このエクセルシオールカフェは開業時からあったわけではないのですが、開業時ここがなんていう店だったか記憶がありません。

アート

実はオペラシティには、いろんな場所にパブリックアートが設置されています。撤去されてしまったものもありますが、そのほとんどが現在も現役です。

東京オペラシティ ガレリア
ガレリアの奥。右側には行列ができることもある喫煙スペース

ジョナサン・ボロフスキー

「シンギングマン /Singing Man」1998年

東京オペラシティのアイコン的存在の作品です。

ボロフスキーの作品は1994年にファーレ立川に「道祖神(見知らぬ人)」が設置され、おそらくオペラシティの「シンギングマン /Singing Man」が東京のボロフスキー第二弾だと思われます。

東京オペラシティ ジョナサン・ボロフスキー シンギングマン

タイトル通り歌う男の作品です。大空に向かっていつも何か歌っています。▲近くを通るときに耳を澄ませてみてください。

東京オペラシティ ジョナサン・ボロフスキー シンギングマン
シンギングマンはとても巨大です。頭の位置は2階まであります。

直島のベネッセハウスミュージアムにもボロフスキーの「3人のおしゃべりする人」がありますが、こちらはタイトル通り3人が並んでおしゃべりをしています。

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アントニー・ゴームリー

「トゥータイムズII/Two times II」1995年

この作品もオエペラシティのもう一つのアイコンです。気味が悪いとかネガティブな感想も耳にしますが、東京国立近代美術館の窓際に建つゴームリー作品同様に並んで写真を撮りたくなる作品です。

東京オペラシティ アントニー・ゴームリー トゥータイムズ

この作品、実は1人ではありません。▲

東京オペラシティ アントニー・ゴームリー トゥータイムズ

サンクンガーデンの手前と奥に1人づつ計2人設置されています。▲東京オペラシティ アントニー・ゴームリー トゥータイムズ

向こうに見えてるのは人影ではなくて対になっている作品なんです!▲

東京オペラシティ アントニー・ゴームリー
養生されたレアな状態のゴームリー作品。

過去にはこんな姿だったことも!▲

宮島達男

「タイム・パッサージ /Time Passage」1996年

日中だとわかりにくいのでスルーしている人がほとんどですが、ガレリアに並ぶ数字は紛れもなく宮島達男の作品です。

東京オペラシティ 宮島達男 タイムパッサージ
日中の様子

甲州街道側からガレリアに2列で並んでいます。▲

東京オペラシティ 宮島達男 タイムパッサージ
点灯した様子

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山口勝弘

サウンドインスタレーション「森の気配」 /Sound Installation “Mori no kehai  2004年

山口勝弘は、瀧口修造、武満徹らと実験工房の活動をしていた日本におけるメディアアートの第一人者です。2018年に亡くなりました。

東京オペラシティ 山口勝弘 サウンドインスタレーション「森の気配」
石の壁から音が聞こえます。

サウンドインスタレーションなので、目に見える作品ではありません。ガレリアの石壁から確かに虫の声、風の音などの森の気配を感じる音が流れています。▲ 足元には宮島達男作品

和泉正敏

オペラシティと新国立劇場にある石の作品は、あのイサム・ノグチの制作パートナーにしてイサム・ノグチ日本財団の理事長だった和泉正敏です。残念ながら2021年に亡くなられました。

東京オペラシティ 和泉正敏
イサム・ノグチの影響を感じます。

キャプションを探しましたが、見つけられなかったのか、そのそもないのか。▲

東京オペラシティ 新国立劇場 和泉正敏
柳澤孝彦の水盤の上に和泉正敏の石の組み合わせ

新国立劇場前の石積み▲和泉正敏は、東京都現代美術館の親水広場でも柳澤孝彦と協働しています。

その作品写真は、東京都現代美術館MOT アニュアル2022「私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」とMOT コレクション「コレクションを巻き戻す2ND」の記事でみられます。

シム・ムンセップ

「木神/Wood Deity」1996年

韓国のアーティストで木彫だけでなく、平面絵画の制作もしています。ファーレ立川にも作品が鉄の作品が設置されています。

東京オペラシティ シム・ムンセップ 木神
ずっとシム・ムンサップと発音していましたが、オペラシティのキャプションではセップになってるのでセップと表記します。
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高木由利子

「混乱する引力」1996年

三宅一生やヨーガン・レールとの協働もある写真家です。

東京オペラシティ 高木由利子 混乱する引力

エスカレータ壁面に2階層を貫いて展示されています。

川上喜三郎

川上喜三郎の「エアーダンス」はいつなくなったのか定かではありませんが、撤去されてしまいました。

東京オペラシティ 川上喜三郎作品があった場所

ここの天井からCD状の鏡面の円がたくさん吊るされていましたが現在はありません。▲3−4年前まではあった記憶。

東京オペラシティ ガレリア

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東京オペラシティの建築とパブリックアートを紹介しました。

東京オペラシティアートギャラリーの展覧会を見に来た時やICCに立ち寄る際の参考にしてください。

基本情報

東京オペラシティ

営業時間は店舗により異なる

新宿区西新宿3丁目20−2 MAP

アクセス:京王新線初台駅東口徒歩1分 初台駅直結

観に行く前に読んでおきたい!ライアン・ガンダー われらの時代のサイン 東京オペラシティアートギャラリー

初台 東京オペラシティのメディアアートの殿堂 参加する美術館 ICC / NTTインターコミュニケーション・センター

オペラシティ近隣のホテル


パークハイアット東京

新宿にとどまらず日本を代表するラグジュアリーホテル。日本を訪れる多くのセレブ達が定宿としていることでも有名です。

高層階から眼下の新宿の夜景を楽しめます。


キンプトン新宿東京

海外の大都市では一般的になっているライフスタイルホテルのラグジュアリーブランド「キンプトン」の日本第1号です。

ペットも宿泊可能、ゲスト同士の交流タイムがあったり新宿で海外気分が味わえるかも。



新宿ワシントンホテル

新宿を代表するビジネスホテルです。安心安全な宿を安価で利用したいならここ。

新宿駅から地下道で直結しているので、暑い日でも天気の悪い日でも足元を気にせず移動できます。

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