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東京都現代美術館へ行ったら必ず鑑賞する私のルーティン!髙田安規子・政子作品など都現美の見逃しやすい屋外アートのご紹介


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東京都現代美術館には館内外に常設されているアート作品があります。すなわち、いつでも鑑賞できる所蔵作品です。

美術館ですから当たり前なのですが意外と見逃している人も多いようなので、東京都現代美術館でいつでも観られる常設の屋外アート作品を紹介します。

私がこの美術館へ来たら必ず鑑賞するルーティンでもあります。

制作したアーティスト、そしてその作品は美術館のどこで観られるのかその場所を解説します。

私のイチ推しは髙田安規子・政子姉妹の「修復」です。

▲コレクション展示室3階に常設されている宮島達男「それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く」1998年

この作品は館内に展示されています。

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わかりやすい屋外作品

まずは、誰でもすぐに気がつく屋外作品3点です。こちらはわざわざ紹介する必要がないくらい存在感のある作品です。

リチャード・ディーコン

「カタツムリのように」1997年

東京都現代美術館のエントランスの横に鎮座する彫刻作品です。

▲1997年からずっとここで美術館を見守っています。

 

アンソニー・カロ

「発見の塔」

アンソニー・カロの作品はコレクション展示室にもありますが、こちらの作品はとても大きく見応えがあります。

▲美術館館内からも館外からも鑑賞可能です。

東京都現代美術館が開館した1995年にアンソニー・カロ展を開催しています。この作品も開館した1995年から常設されています。

マルタ・パン

「裂けた球体」

長く広いエントランスの一番奥から見える屋外の水盤の上に常設されています。

マルタ・パンの作品は水上に置かれることが多いです。

▲なぜかこの作品は撮影禁止なのですが、館内を撮影したらたまたま写り込んでしまった写真です。一番奥の白い球体が作品です。

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見逃しやすい作品

ここからは難易度の高い作品です。最も難易度の高い髙田安規子・政子の作品から紹介します。

難易度高いからこそ必ずみないと気が済まない作品です。

髙田姉妹の作品は、木彫で雑草を制作する須田悦弘の作品を探すような楽しさがあります。

髙田安規子・政子姉妹の作品ほんと好き。

髙田安規子・政子

2014年に設置された「修復」と2019年に設置された「修復」各2点づつで4点の作品があります。

「修復」2014年

まずは2014年に設置された2作品です。タイトルの通り髙田姉妹によって美術館の一部が修復されています。

しかし、その修復のスケールがちょっとおかしい、おかしいというか可愛い。

▲スロープの石畳の修復です。周りの石とだいぶサイズが違うのがお分かりかと思います。

もうこれ、悶絶しました。初めてみた時。

▲こちらも石の壁面の修復です。

この2点の作品を見てお分かりのように、髙田姉妹はスケールの変容をテーマにした作品を制作している双子のアートユニットなのです。

「修復」2019年

2019年に設置された「修復」も床面と壁面の2箇所です。

▲石のタイルが修復されています。これまただいぶサイズ感が違いますが、ちゃんと修復されています。

▲石組の壁面の修復です。

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「修復」の場所

屋外のみとはいえ、なんのヒントもなくこれら4点を巨大な美術館で探すのはかなり大変です。まあ、それも楽しいのですが。

自力で探します!という方はここから先は読まないで。

それでは、各々の場所を明かしていきます。

まず、2014年の石畳の「修復」から。この作品はスロープにあります。

エントランスに向かって右側にある、地下へと続くスロープの入り口付近です。

▲2014年入口壁面の「修復」は美術館のパークサイドエントランス(奥の出入り口)から外に出たところです。

アンソニー・カロの発見の塔の近くでもあります。

▲2019年のプロムナード床の「修復」は地下の水と石のプロムナードの真ん中あたりの柱の近くの床面です。

キャプションは壁面に設置されていますが作品は地面です。

2019年石組壁の「修復」は正面エントランス向かって左側の石組壁です。

キャプションは右側にありますが修復されているのはこの面の左下です。

リチャード・ディーコンの作品の近くの石組壁です。

▲スロープの石畳の作品以外は実はちゃんとキャプションもついています。

今まで見逃していたあなた!見逃していたなんてもったいない!

次回は必ず鑑賞しましょう。

実は、「修復」はここだけではありません。

横須賀美術館にも常設されています。二つの美術館の6つの「修復」をコンプリートしてみませんか?

双子の姉妹髙田安規子・政子がどんな作品を制作しているのかはこちらの記事を参照ください。

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オノ・ヨーコ

「クラウド・ピース」

オノ・ヨーコ1963年の作品です。

この作品はエントランス向かって右側で石畳のスロープの手前にあります。

見つけにくくはありませんが意外と知られていないかもしれません。

▲季節によって周辺の緑の生い茂り具合が違います。

▲冬はこんな感じです。雑草の間に獣道ができています。獣道の先の地面に掘られた穴が作品です。

▲穴のそこに鏡がはってあり、覗き込むと空が見えるというもの。

何度見に行ってもいい感じに青空に浮かぶ雲がここに映るという天気に出くわせません。

▲夜になると蓋が閉められます。

 

「東京のウィッシュ・ツリー」

オノ・ヨーコのもうひとつの作品が《東京のウィッシュ・ツリー(願かけの木》です。

▲場所はアンソニー・カロの「発見の塔」のすぐ隣です。いつもは写真で見る通りの何でもないただの木です。

▲しかし、ジョン・レノンが暗殺された12月9日(日本時間)には、鑑賞者が願い札をぶら下げることができます。
(ジョン・レノンが暗殺されたのはニューヨークの現地では12月8日ですが日本時間では翌9日になります)

願い札は会場で配布していますしイベント終了後にヨーコさんのもとに送られることになっています。年に一度の機会ですのでぜひ参加してみてください。

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鈴木 昭男

「– 道草のすすめ –「点 音(おとだて)」and “no zo mi”」

館内館外に12ヶ所「点 音(おとだて)」が設置されています。

▲館外の点音に乗ってみたところ

▲”no zo mi”は五体の階段状の作品です。それぞれに点音の耳マークがレリーフされています。

鈴木昭男作品に関しては作品場所のマップが掲載された無料リーフレットがあるのでぜひそれを美術館で手に取り、一つ一つ体験してみてください。


東京都現代美術館は、アクセスが良いとはいえない立地なので、訪問する時には企画展を3つ鑑賞して、コレクション展も見て、と忙しなくなりがちですが、ここまで来たらこれら常設のアートも必ず見るようにしています。

特に個人的には髙田姉妹の修復はチェックしないと気が済みません。私の都現美のルーティンです。

ぜひ、探してみてください。

基本情報

東京都現代美術館

10:00-18:00

月休(2023年1月2日、1月9日は開館)、12月28日-1月1日、1月10日休

江東区三好4丁目1−1 MAP

アクセス

東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9分

都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3番出口より徒歩13分

東京メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

開催中の展覧会▼

清澄白河のカフェ特集

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